楽園に暮らす     紅葉散る     57.勤労感謝             2003・11・23    
  勤労感謝
 11月23日は「勤労を尊び、生産の豊かなことを祝い、国民が
互いに感謝しあう」勤労感謝の日です。
もともとは、『新嘗(にいなめ)祭』といって、神嘗祭に引き続き、
天皇が新穀を神殿に供え、その年の収穫に感謝する日でした。
民衆の間にも新しい穀物を神に供え、それを食べて収穫を祝う
習慣がありました。
ちなみにアメリカでもこの時期に、感謝祭(サンクスギビング・デイ」)が
あり、家族でパーティを開き、ご馳走を食べるそうです。

 ところで、前日の11月22日は”いい夫婦”の日で、暦の上では
「小雪」といって、わずかながら雪が降り始める頃なのです。
コタツに隣り合い、日本酒でもさしつさされつするところでしょうが、
僕らは二人とも下戸なので、別の”色っぽい”楽しみ方をしました。

 アマノジャック夫婦は勤労を感謝して勤労をするのです。
いつもは、妻は草花と野菜を担当し、僕は土木と樹木を専門にして
いますが、”いい夫婦”の日にもちなんで、春から継続している石庭の
共同作業を再開することにしました。リサイクルの大家石で
”憩いのベンチ”まではすでに終えていました。
 僕は作業に疲れるとすぐにこのベンチにやって来て、
「♪癒ーえろよ、癒えろーよ。体よ、癒ーえーろ。
(キャンプファイアーの時に歌う♪燃ーえろよ、燃えろーよ。炎よ、
燃ーえーろ・・・の替え歌)」と歌いながら、体を休めるのです。
ですから、この石のベンチを僕だけは密かに、
”癒エローストーン”と呼んでいるのです。
 今回はリサイクルの鉄平石と、開拓中に掘り起こした自然石で
ベンチ前に石のテーブルとイスを配して、石庭完成の予定です。
二人で”色っぽく”重たい石を運んだのであります。
とてもハードな作業でした。今日は三回、例の歌を独唱しました。
 ここは二人にとっても、お気に入りの場所なのです。
別々の事をしてはいても、最後はここに座って、暮れていく夕焼けを
楽しみ、ちらほら燈りはじめる民家の明かりを追い、
真っ暗になるまで「ああしたい。こうしたい。」と夢を語り合いうのです。
そればかりではありません。僕の父と妻の父もときどき天国から
降りてきて、この石のイスに静かに座って、ニコニコしながら、
変わりゆく楽園を眺めている気がするのです。

 春には、背景の、葉より先に花を咲かせるミツバツツジが自慢です。
妻はこの眼前にハーブ園を夢見ています。(写真1)
 夏には食べれるハーブの代表格”ナスタチウム(金蓮花)”が
見事に咲き誇ります。(写真2)
 秋には、ハーブ園で取れたものを利用して、御茶とお菓子をつくり、
午後のひと時を楽しもうというわけです。(写真3)
 そして、来る冬には、遠く雪をかぶった八ヶ岳を眺めながら、
陽だまりのこの場所で日向ぼっことなるでしょう。(写真4)

 勤労感謝のパーティは収穫祭を祝って、
”幻のよんぱち(農林48号)”の新米で握ったタラコのおにぎりと、
芋茎(ズイキ)の佃煮。つい先日解禁となったボジョレー・ヌーボー
赤ワイン
をたっぷり入れたビーフシチュー。
そして、収穫したハーブ入りのサラダ。デザートは早々とイチゴ。
勿論、呑めなくとも”色っぽく”、冷えた赤ワイン添え。(写真5)

 軽く呑み易いワインだったからでしょうか、食後まもなく
ものの見事に”色っぽく”、寝入ってしまったのでありました。


(写1) 背景の自慢の三つ葉ツツジ
(H15・4・17撮影)


(写2) 日差しが強いときには傘を立てて
H15・9・8撮影)
(写3) レモンバーメナを御茶にして香りを頂く
H15・11・23撮影予定でした)

(写4) 僕はこの景色に惚れている
H14・12・23撮影)

(写5) 収穫にこだわって
  初めてボジョレー・ヴィラージュなるワインを買いました。ワイングラスもフランス製勿論、1個)を買いました。
 見栄がケチに勝った瞬間でした。今年は100年に一度のいいできだという広告にも後押しされました。
 しかし、慣れないことはしない方がいいです。後悔はすぐにやってきました。
 我家にはコルクを抜く道具などなかったのです。折りたたみナイフ付属のコルク抜きでこじあけたのです。
 はっきり言って味もにおいもよく分かりませんでした。                           
H15・11・23
  その日はたいしたことはないと思っていたのですが、夜半から痛み出し、又馬鹿なことをしてしまいました。
 実は、石の運搬作業中、よろけて石の下敷きになってしまったのです。骨折の大事にはいたりませんでしたが、
 足首と肩を捻挫してしまいました。この日までに完成してデジカメを間に合わせようとしたのが、いけなかったようです。
 写真3がないのはそのためなのです。これまた、見栄に負けた結果です。              
H15・11・24
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